私は神奈川県横浜市にある新戸塚病院というところで働いています。
新戸塚病院には
回復期病棟が120床、療養病棟が177床あります。
当院に入院される方は先進医療や手術ではなく、
ほとんどの方がリハビリを目的に入院されます。
およそ300人の患者に十分なリハビリテーションを提供するために、
多くのセラピストが在籍しています。
当院のセラピストの数は神奈川県の中で、おそらく3本の指に入ると思います。
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士は合わせて130名以上いますが、
そのうち言語聴覚士は14名と、
他のセラピストと比べるとまだまだ少ない状況です。
これは全国的にみても同様で
理学療法士は約11万人
作業療法士は約7万人
言語聴覚士は約2万人
とその人数は少なく、
まだまだ活躍の場が有り余っている状況です。
超高齢化社会を迎えている日本においては、
言語聴覚士という仕事は
これから、さらに必要とされる職業といえます。