磁気石刺激による回復効果

先日「磁性かんらん岩の話題」と題したブログを入れさせていただきました。その際、掲載の写真の中の論文の一つが不明瞭で著者並びに読者の皆さんにご迷惑をおかけしました。改めて、ご紹介させていただきます。

当該論文のタイトルは「Health recovery Effect of Physiological Magnetic Stimulation on Elder person’s Immunity Source Area with Transition of ECG and EEG(心電図と脳波の変動にみる老齢者の免疫巣の磁性刺激による健康回復効果」、著者は K. Mohri et al.(写真)です。





論文の内容は、本年3月 マレーシアのクアラランプールで開催の国際磁気学会で発表されたものです。狭心症の既往歴を持つ70才男性は6年前のステントの挿入手術後も高血圧、動悸、息切れ、不整脈、更にメタボリックシンドロームのため体調不調が続いていました。2011年4月30日より磁気石充填パイプで三焦(three heaters in Chinese medicine 漢方でいう3熱点 (写真)即ち、免疫巣)を軽くマッサージし始めたところ、2日で血圧の低下、1ヶ月で心電図のT波が回復、2ヶ月で体重9%減少、4ヶ月でメタボ5項目中4項目が正常化、動悸 息切れが解消しました(写真)。





先日のブログでも記述しましたが、著者の磁気石研究は高齢化社会における高齢者のQOLの向上を目標としています。一方、心血管病は予防が叫ばれて既に半世紀以上になりますが、その効果は上がっているとは申せません。今後は回復の手段により注意が注がれると予想されます。著者(毛利佳年雄)の呼ぶSan-jiao PMS (Physiological Magnetic Stimulation)による健康回復はその観点からも注目されるところです。

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YokoKelley への返信 コメントをキャンセル